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2015年5月23日 (土)

新宿鮫Ⅳ 無限人形

81tx8z77glABCDE5段階評価B。 

大沢在昌の新宿鮫シリーズ4作目で直木賞受賞作。 

新宿で新手の覚醒剤密売を追っていくと地方の顔役が浮上。やくざや麻薬取締官をの摩擦を潜り抜けるが恋人が人質になり、鮫島が地方に乗り込む。 

 新宿鮫は鮫島刑事の物語なので謎解きミステリーではなく、この作品も最初から犯人や関係者が詳しい紹介付きで出てきて、倒述物とまではいかないがストーリーの手の内が早いうちからわかっている。 

だから、こうなるだろう、と想像する方向に話が向いていく。
 これは大変なことだと思う。先が読めている物語は退屈だと読者が途中で巻を置いてしまう。

 それでも一気に読ませるのは、要は文章がうまいからとしか言いようがない。クラシック音楽の定番みたいなもの。みんなわかっているから演奏が下手だとすぐに飽きてしまう。  

香川家の動機がちょっと弱いのが難点だけど、そこをしつこく書いてもしょうがないのかもしれない。

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