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2011年6月11日 (土)

天使

P11301082  平日時間があったんで国立近代美術館にパウル・クレーを見に行った。

 平日なのにわんさか人がいる。女性が多い。幅広い年齢層で主婦っぽい人ばかり、という訳でなく、美大生風の人が詰めかけているのでもない。

 自分は美術関係の知識もセンスもさっぱりだが、クレーは若いころ読んでいた吉行淳之介の小説「砂の上の植物群」と、難解で意味がつかめないヴァルター・ベンヤミンが影響を受けたという「新しき天使」と。絶賛されているからそんなすごいのか、と。

 画集とかいくつか絵をみたことあるが、正直どこがいいのかさっぱりわからないので百聞はなんとやら、見に行ってみた。

 結果、やっぱり無理だった。斬新なことはわかるし、技法とかそうのも説明が詳しくて感心したが、肝心の絵を見たときの感動、を掻き立てられる作品が少なく。晩年の太い線の作品が禅画みたいで印象に残った。

←それでもちょぅと気に入って売店で買った「綱渡り師」。

「砂の上の植物群」も「新しき天使」もなかった。

 ただ、「花ひらいて」とかほかにもいくつか、これもクレーだったのか、という作品があり。この人って世の中に出回っているんだな。日本人好みなのかも。

 日本人が好き、といえば、先日キース・ジャレットが日本公演をしたそうだ。キースが一番公演した外国が日本だと。
 ああいうピアノソロ、今でも根強く聞き続けてるのは日本だけだったりして。
 彼のソロはジャズとしてちょっと変わっている、という点ではクレーみたいなポジションかもしれない。

 クレーの展示会をやってこんなに人が集まるの日本だけかも。キースのコンサートが満員になるのも日本固有現象では。

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