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2011年5月 7日 (土)

萩往還マラニック④2日目の夜

 そういえば昨日誕生日で50歳になりました。

 マラソンの申し込みで、大会時の年齢、というのがときどきあり、そこに50歳と打ち込んだりしてたんでちょっと前からこの数字をみてた。
 年はみんな平等にとるからいいとして、寿命は不平等だな、と最近つくづく思う。

P11108362 千畳敷で誰にも会わない。さっきと別のカメラマンさんがいるだけ。

 寒いからさっさとおりたいが、足裏が痛くてきちんと走れない。そろそろ、恐々。ここも長い坂だが地図では4キロほど。もっともっと長く感じる。

 5月3日なのにやはり車の通り少ない。自粛ムードなのかなー。

 6キロ先の日置エイド131キロに着くまで45分かかった。10時25分。いつもの元気な中学生、と思ったら高校生っぽいお兄さん、かわいいお姉さんがいて小学生軍団(?)を指導している。みんな生真面目で、はいはい、と働いたり、ランナーと声を交わすと恥ずかしそうにしたり。とても和む時間。ついつい長居する。

 ここまできたし、足が痛いんで少し休むことにした。どの大会でも、半分過ぎたところで致命的な故障がなければ完走はできる、と思うようにしている。実際過去そうだったし。
 足裏痛は激痛だが致命的ではないことは経験してる。

 足裏痛の時なぜか塩を飲むと痛みが取れる。このエイドでもらったカップヌードル、汁を飲んだらその塩気で痛みがすっと引いた。
 10分ほどいたが、ほかのランナーは着いてすぐでてゆく。この辺で余裕を持った方が後楽なんだが。

恒例の中学生エールがことしなかったが大きな声であいさつしてスタート。

 休息十分、塩で痛みが取れて黄波戸の坂をびゅんびゅん駆け上がる、先に出た人たち歩いているから抜かして漁港を抜けて国道191号に。
 天気予報通り雨が降ってきた。おかげで涼しい。

 毎回、この黄波戸から、宗頭までをポイントとしている。ここは青海島の一部を除くと平坦。休まず一気にこの45キロを駆け抜けて宗頭に速い時間にたどり着くとゆとりができる。

P11108372_2 黄波戸から先崎までノンストップ。飲み物もとらず。ただ、鎮痛剤買おうと思った薬局が閉まっていた。三隅の薬局に寄るか。

 筋肉の方は好調なんで快調に飛ばして先崎公園往路143.3キロ着12時4分。誰もいない。

 リュックを置いてドリンクを飲んですぐ出る。

 青海島は無理せず出入り口は歩く。ここを走れるくらい力をつけたいものだ。歩いた分、夏みかん原生地のところから静が浦まで無心に走る。なんだか、鯨墓まで近いように感じる。

P11108382_2いつの間にか雨が止んだが相変わらず涼しい。

 静が浦キャンプ場149.4キロ12時57分着。

 選手休憩所(仮眠所)、前からあったのかな。今年初めて気が付いた。
 そういえば、今年はまだまだまったく眠くない。

 ここに入ってしまったら出づらいだろうな。P11108392

 キャンプ場で2つ目のカレー。ランナーが3人いた。店の人が、今年は涼しくていいよね、という。ご主人宗頭文化センターは運動の合宿に使う、とかトップランナーの調子とか、萩往還に詳しい。

 カレーはバクバク平らげて、店の人に塩をもらった。
 塩をなめると足裏痛がとれるんです、といったら、向かいに座っていた強豪Kさんに、初めて聞いた、といわれた。特殊なのかな。

 キャンプ場を出てすぐに長い坂。ここは歩く。あとは鯨墓まで大したことがない。折り返してきたYさん、TKさんとすれ違った。

P11108402  ここは歩道が無くて危ないんだが。やはり、数年前に比べると車が少ない。鯨墓153.8キロ。13時40分。先崎から食事を挟んで1時間半くらいで到着。青海島往復3時間目途だったから予定通り。

 エイドに土地の人がいて、鯨っていつまで捕ってたんですか、と聞いたら300年、とか400年前とか。ずいぶん古い話だったんだ。鯨博物館、トイレ借りただけで中を見たことがない。

 そういえば、大会通じてずっと黄砂が舞っていた。空はこんな風に霞んでいる。走る方に影響はなかったと思う。直射日光が遮られるからむしろよかったかも。

 あと100キロを切って制限時間まで28時間ある。足裏以外普通に動くからまあ大丈夫だろう。

 帰りはキャンプ場によらないんでノンストップで先崎公園まで。途中知りあい何人かとすれ違う。
 挨拶すると元気が増す。

P11108412  先崎復路163・9キロ着15時3分。青海島往復ちょうど3時間。

 リュックがごろごろ地面に置いてある。この気候だから今年はみんな速いね。

 ここから宗頭まで遠いのはもう仕方ないとあきらめて進む。

 去年サロンパスを買った三隅駅前の薬局休みだった。もうこの後薬屋さんない。

 人通りがない。地方の町はどこもこんな風だ。 

P11108432

役所の脇にある古い木造3階建ての家。隣は2階建て。
 このあたり、山陰の街道筋なんだろう。古い家もあり。

 ここでも田植え前、田圃に水も引いていない。 

踏切からローソンまでとローソンから宗頭まで両方とも4キロなんだが、ローソンを過ぎて温泉を過ぎるともうすぐと期待していまう。期待せず、何も考えずに宗頭着。

P11108442  175.7キロ、16時37分。22時間半でここまできた。あと75キロで25時間以上ある。寝ようかどうしようか。

 あんまり眠くないし、ここでちゃんと寝れたこともない。今年も虎が崎まで我慢しよう。この先はアクシデント起きるし睡魔でスピードも出ないし、下手な作戦考えず一歩でも先にいくしかない。

 入ったらYさんがいた。足がぼろぼろだ、というが、いつもそんなこと言いながらガンガン走る人だから大丈夫でしょう。
 TKさんもすぐにきた。

 最近いつもここでお風呂に入る。先客一人だけ、途中で貸切になり気持ちいい。温めのお湯で眠くなった。

P11108462 着替えてコーラを飲みながらおにぎりと味噌汁。写真右上が今年の景品、携帯マグカップ。去年と違い強化されている。去年は取っ手が1時間でとれた。

 食事はこれくらいの量がちょうどいい。

 寝転んでいたYさんがむくっと起きて出てゆく。
TKさんも着替えて余裕で出発。

 こちらは、まだ時間があるから休みたいが、この調子だと自己ベスト出そうだからいけるところまで、というのが交錯。疲れよりも嫌いな夜間走になることが気が重い。
 結局1時間近く休憩して17時35分に出た。

P11108472 気温17-18度くらい。ちょうどいい気候。休んで元気だし、明るいからふんふん、と進んでCP6藤井商店179キロ、17時55分。開店中の藤井商店を見るのは2回目。

 沿道の農作業のおじさんに、どこからどうやって来たの、と聞かれ、赫赫云々と説明。ほう、それは大変だねえ、と。一昨年も別のおばさんと同じやり取りをした。

 鎖峠に登る途中車に抜かれる。もう少しだよ、と声をかけてくれた。今年は通りがかりの家族なんかが何回も声援をくれた。 

P11108482_2  足裏痛はいまのところ収まっているが、かわりに下りの太もも筋肉痛がひどくて鎖峠からの長い坂を走って降りられない。

 明るい鎖峠を見るのは初めて。こんなに汚い看板だったのか。

 途中の自販機で水を買い、のろのろ降りて三見の分岐へ。
 もう、残り70キロを切って、このあたりからは走っても歩いてもあまり変わらない。 走ってもスピードが出ない。
 休むか休まないか、が鍵。

 暗くなると気がまぎれないんで集中できず休んでしまう。

 とりあえず玉江まで走り抜けることとして無理せず歩き歩き進む。

 三見の町中もまだ明るくて初めて見る景色を楽しみながら三見駅着。

P11108492

 

 

188キロ。19時20分着。宗頭から1時間45分。でもこれで十分。

 日が暮れた。途端に睡魔の急降下爆撃。例の三見ー玉江の幽霊ゾーンをまたまた幻覚をみながら走ることになる。

 

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