« 萩往還マラニック2011②豊田湖まで | トップページ | 萩往還マラニック④2日目の夜 »

2011年5月 6日 (金)

萩往還マラニック2011③やっと半分千畳敷

P11108242  豊田湖を出てずっと山の中を走る。何回も通った道なのにいかんせんいつも真夜中。暗闇の中、道とか建物におぼろげな記憶があるものの距離感がなく、全然どの辺を走っているのかよくわからない。
基本的には木屋川という川に沿って上り気味のコース。
 そんなに勾配きつくないから普通に走る。

 前後ばらけてきた。山中一人旅。

 農道から明かりが見えると俵山中学。ここから俵山温泉の町まで2キロくらいある。毎度毎度、ここの中学生は通うの大変だな、と思いつつ通り過ぎる。

 俵山温泉エイド66キロ。1時38分。ここも水1杯もらって歩きながら飲む。まだまだ勢いがついていて止まりたくない気分。

 この温泉町、最近の景気どうなんだろう。そういえば、当たり前だが山口県は節電などしていない。でも全体に以前よりも夜暗い気がする。気のせいか。
 コースに観光スポット多いんだが、前はもっとにぎわっていた、という場所が多い。

 俵山の町を過ぎるとまた農村、山道。砂利ヶ峠に向かって上り、下る。しっかし道がよくなったものだ。舗装が完備しているだけでなく、アスファルトの質が良くてデコボコが少ない。夜、ライトなしでも大丈夫なくらいだ。
 新月?曇り?月明かりが全くないんで木立に入ると真っ暗。道間違えているんじゃないか、と心配になる。

 P11108262 長い長い、多分全コースで一番長い下り坂9キロ。延々延々、走り続ける。

 2時を過ぎ3時になる、という時間帯だが幸いにして今年は全然眠くない。ここ2日よく寝たのが効いているようだ。
 2晩目は地獄だったが。

 80キロ、新大坊到着。3時13分。山ばかりで80キロ9時間10分は自分としては驚くばかり。さすがに足が痛くなってきた。下りを最近走ってないんで太ももに一番最初にきた。

新大坊のお豆腐。暖かい豆腐にねぎとジャコが掛けてある。
「お醤油、濃いのと普通のとどっちにしますか?」。「濃いのください」。
エイドの人が、「濃いのを頼む人が多いのはなんでだろう」、というので、「汗をかいて塩気がほしいんです」といったら納得顔だった。

 この晩が気温が下がらず、夜中でも汗をかいた。この、一番冷える時間帯でも半袖一枚で走った。

 夜は景色を写せないのでどうしでも写真はエイド、食べ物、になる。

P11108272 まだ夜が明けない。大坊から先は大会初心者のころ夜が明けていたからコースをよく覚えている。

 短いようで長い油谷までの道。他に比べれば平坦なんで気楽に走る。
 何人か歩いている人がいて抜かした。

 そうしたら、海湧食堂のエイドに向かって下っていたらその人たちが猛然と追っかけてきた。
 若い人ばかりでこんなおっちゃんに負けるもんか、もう少しで休憩だ、という執念みたいなものを感じてちょっとびっくり。
 思いがけず競争みたいになって87.2キロ、海湧食堂到着。4時6分。ベストよりも40分速い。うーん。やはり飛ばしてしんどくなってきた。

 Yさんがいて食事中。TKさんがすぐついた。食事はこの中華丼(?)風。今まで食べたことない中華丼。ここは一昨年までおかゆで、去年から中華丼になった。
 今年は量が従来のおかゆに比べると倍くらいあった。腹が完全復調しているので5口くらいで完食して水をがぶがぶ飲んで出る。

 ここは第一荷物預け所だが、ここ数年預けたことがない。雨でも降ると預けるだろうが。

基本的にこの大会は必要なものは全部背負って走る。でも、案外必要なものは少なくて、自分にとってはライトとウェアと若干のお金くらい。エイドは15キロおきにはあるし、自販機も増えた。
 でも、念のために合羽、絆創膏、予備のライト、予備の電池、薬、タオル、ペットボトルといろいろ持って走る。
 合羽は風も遮るから寒さ対策になる。雨で濡れてライトがつかなくなったことがある。薬は胃腸薬だが、前は鎮痛剤や眠気覚ましのカフェインを持ったこともある。タオルは防寒、避暑になる。
 悪いことを想定すると装備が増える。

P11108292 半袖で食堂に入ったのに出るとき寒気がする。ひぇー。あわてて着込んで出発。朝4時すぎだから寒いはず。

 途中また脱いで大浦漁港を目指す。まだ暗い。この日、曇りで日の出が遅い気がした。

 農協の分岐のところでようやく空が白む気配。前後誰もいない。農協からのアップダウンも順調に走って上る。

 大浦はもう仕事をしている人がいた。俵島入り口でランナーと初めてすれ違った。

 今回の指定ルートは中の道から入って北の道から戻る。白線が引いてある。

 いつもながら、そろそろ、かなと思ってもなかなか着かない俵島CP。98.5キロ。ようやくみつけた。5時35分。大体100キロを11時間半のペースでここまで来た。

 足の筋肉はまだ大丈夫そうだが、いつもお約束の、足底筋痛がスタートした。あーあ。これと付き合ってあと150キロか、と思うとすでに泣けてくる。

 CPでたらすぐに軽トラおばあちゃんが水を満載して向かってくるのに出会った。いつもCPで水を1杯くれるおばあちゃん。飴ももらった。これから長時間ご苦労様。

 帰りは10人くらいとすれ違った。大阪のOさんにも久々あった。

P11108302 農協分岐から川尻岬まで、ここがなかなかのアップダウンで毎年走ろうか歩こうか迷う。

 適当に歩きも混ぜて、そう長い距離でもなし、今回最初のカレーを目当てに走る。

 やっと川尻岬分岐。ここの下りは虎が崎みたいに長くない。途中食べ終えたYさんが上ってきた。

 CP3川尻岬107.8キロ。6時50分。スタッフの方が写真を撮ってくれる。トップは4時40分に通過している。気が遠くなる。

P11108312 カレーを食べていたらネイチャー常連栃木のTさん到着。ネイチャーと萩の違いの話になり、「ネイチャーは100キロの延長みたいなもんでしょう」とのこと。確かに。あちらは荷物持たなくていいし。きれいな舗装路だし。

 海湧から3時間も経ってないが腹が空いてすぐに食べる。

 暑いときはここでソフトクリームを買ったものだが。今年はそんな気にならない。

P11108322

エイドを出て走っていたらTさん軽快に抜かしていった。
 特に神社の下りで圧倒的にスピードが違う。こちらは相変わらず下りがへたくそ。

 ←神社のところの道。その下の有名な棚田、田植えの手入れ前なのか荒れている感じがした。田植えが今年は遅いのか。

 川尻漁港に出て、シーブリーズを見て今もやっているのかなと思い、本格的上り坂に。ここは当然歩く。走ってもスピードでない。

P11108332

折角苦労して上ったのに一気にまた海岸まで駆け下りCP4立石観音117.7キロ。8時22分。

 ますますまずい。歩いていても足裏が痛い。ここでこんなだと持つんだろうか?
 長門に行ったら鎮痛剤を買おう、と思い始める。

 ここからまた登って降りて、痛みが増すばかり。毎回ここでカメラマンさんが写真を撮っている。

P11108342 あの遠くの丘が千畳敷。あそこまで行くのか。。。

 なんだけど、見えてるから案外近い。その代り急こう配連続で歩くばかり。

 毎回毎回レース後のランナーの話題になる千畳敷に最後の長い坂。こればかりは何回やっても憎らしい、という代物。

 でも歩いていればなんとか着くもの。CP5千畳敷125.4キロ、9時35分着。曇りで裏寒く、日なのに全然人がいない。とぼとぼチェックして自販機でジュースを飲む。やっと半分終わった。

 

« 萩往還マラニック2011②豊田湖まで | トップページ | 萩往還マラニック④2日目の夜 »

マラソン」カテゴリの記事

コメント

さすがに2晩目は眠くなりましたか?
緑色の幟、今年から登場ですよね、トレードカラーに緑色は個人的に賛成です。

じっくり治します、まずは参加を目標に休養します。

 いつもながら眠かったですよ。
 足よりもそっちがひどくて。
 休憩も時には必要だから休んでください。

萩往還今年も参加されたんですね。お疲れ様でした!

ブログ拝見すると、ますます参加したくなります。
私も来年こそ実現させたいです。

 こんにちは。何回出ても飽きない&疲れるコース。
 去年は猛暑、今年は低温、どっちも楽ではないです。

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: 萩往還マラニック2011③やっと半分千畳敷:

« 萩往還マラニック2011②豊田湖まで | トップページ | 萩往還マラニック④2日目の夜 »

無料ブログはココログ
2021年5月
            1
2 3 4 5 6 7 8
9 10 11 12 13 14 15
16 17 18 19 20 21 22
23 24 25 26 27 28 29
30 31