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2011年3月 9日 (水)

小江戸大江戸200キロ③

 都心を走っていて、夜ランの人が意外に多いのに驚いた。かなり遅い時間、23時とかでも走っている。若い人が多い。女性もいる。
 土曜夜。何か奮起するものがあったのか。

 板橋あたりでイヤホンつけたジョギングの若い男性とすれ違う。と、戻ってきて、「すいません。さっきもゼッケンつけた人居ましたが大会ですか?」

 「ええ。全部で200キロなんですよ」といったら。

 「かっこいい!頑張って!」と叫んで走り去った。かっこいい?あんな若い人に。

 門仲を過ぎると東陽町。ぐっと人が減ってきた。あたりは高層団地。 

 足の方は、普通に走れる、つもりなんだが全然スピードが出ない。時速7.5キロくらいしかでていない。さすがにおかしい?去年のネイチャーでも全部の平均7.5キロくらい。あんな山越えで。
 はかどらないから精神的にまいってきた。

 あと、いつもの左足足底筋痛。これが足首にきて一歩着地するごとに痛い。こいつは100キロとか10時間とかを越えると出てくる超ウルトラ秒症状。ただ、これは毎回身動きできないほどの痛みにならない、とわかっているからつきあうしかない。

P11105592 清砂大橋で荒川を渡る。橋の上は風もあり、水の冷気が吹きつけ寒い。

 渡るとすぐに右折。葛西臨海公園CPまで3キロ。
 折り返しコースで3人ランナーに会った。ほっとする。
 CP5の145キロ地点到着2時35分。10番目だそうだ。ランナー少ないから大歓迎。川越から54キロエイドがなかった。

 海辺で寒い。スタッフは襟を立てている。少しだけ食べたが何を食べたか覚えてない。眠気も催してきている。

15分ほどで出るとき、ランナーが来た。完全グロッキー状態で、寒くてここでリタイヤするそうだ。だが、温まろうにも服がない。スタッフがゴミ袋なんかで応急処置していた。

 さーて。と出る。臨海公園の駐車場に暴走族の車が100台くらい。みんな不気味に静か。警察がそこかしこで張っている。

 途中ランナー2人会ったが共にもう歩く寸前でそうとう消耗していた。

 夜の船堀街道を北へ向かう。

 首都圏の大会なんで仲間に話したらSTさんとTさんが最後応援ランに来てくれる、という。ということはなんとかその地点、CP6、189キロ羽根倉橋までたどり着かないといけない。これが今回最大のモチベーションで、日本橋あたりから計算ばかりしていた。
 合流時間目安は6日の9時-10時。葛西から45キロで、6時間以上あるから普通なら楽勝なんだが。

 船堀街道住宅地で信号が多い。やたら止まる。

P11105602

船堀駅。3時30分。当然閉まってます。この時間でもスナックとか居酒屋が何軒か開いている。

 いやはや。スピードが鈍って寒さが身にしみる。スピードを出そうにも信号待ちでリズムに乗れない。
 ここでやっと、はかどらない、時間がかかる理由は信号だと思い至った。

 待ち時間は20-30秒でそのロスも100mおきに信号があり半分ひっかかればばかにならない。それ以上に一度止まると足が固まって始動スピードが出ない。始動にエネルギーを消耗する。

 新小岩駅前4時20分で始発に向かう人が出てきた。ここに最後のなか卯。おなか空いてない。結局なか卯1回しか寄らなかった。

P11105612  一本道から、堀切で右に折れて綾瀬の方に向かう。あれ?前にランナーが居て直進したように見えるが。寝ぼけて確信がない。

 綾瀬で5時。そういえば、あんまり眠くない。寒いからだろう。

 綾瀬警察署前環七を左折。「9時に羽根倉橋」が危うくなってきた。あと30キロ弱なんだが、もう時速7キロくらいでしか走れない。
 4時間休まずに進んでぎりぎり。そんなに根気が持つだろうか?

 この、葛西臨海公園から鹿浜橋までの25キロが一番しんどかった。

 9時に羽根倉、がなければ駅かなんかで夜明けまで座っていたかもしれない。 

P11105622 168キロのセブンイレブンから20キロコンビニがない。葛西で人形焼とかチョコレートをもらってきたからパス。自販機くらいあるだろう。

 夜が明けた。

 ようやく鹿浜橋170キロ。6時32分。約束の9時まであと2時間半、19キロ。
 このペースだと間に合わない。幸い河原で信号がない。いけるところまでいってやれ、と走り出す。

 思ったよりもきちんと走れる。ここまでゆっくりだったから足がまだ残っている。痛いのは足首で太ももはまだ持っている。

 P11105632 必死で走っていたら朝ランの人が話しかけてきた。この人もサロマに出たことあるそうだ。でも、小さい子が2人、もうすぐ3人目が生まれるとあり、ゆっくり走る暇がないと。
 3キロほどだったが気がまぎれるし、健常者(?)のペースで走れたし、助かった。感謝。

 途中一人ランナーに会った。

 鹿浜橋から笹目橋までの10キロを1時間で走り抜けることができた。びっくり。やればできるじゃない。とそのまま走り続けようとするがそう甘くない。

P11105642 残り6キロ、朝霞水門で力尽きた。というか、ゆっくりでも9時に間に合いそうだからだれてしまった。

 後は歩き混じりでいく。日曜朝でランナーとサイクリストが多数。

 歩くと足首の痛みを余計強く感じる。無理したつけで足全体が動かなくなっている。

 羽根倉で休むことを夢見て歩く。

P11105662  

 

CP6羽根倉橋189キロ着。8時52分。9時に間に合った。

 みそほうとうをいただき一息ついたところで電話。STさん、Tさんちょうど柳瀬川駅をでたところ。ばっちりだ。

 聞いたら7番目だそうだ。ちょっとびっくり。自分は速くないけど、補給が少ないから休憩ロスないんで超長丁場だと相対的に順位がいいみたい。

エイドを出てバイパスで2人とめでたく合流。こうなるといくら疲れていてもあと14キロ、踏ん張れる。

 みかんもらったりして話しながら最後の長いバイパスをのんびり。

Small4

川越市内で少し迷ったけど、順調にゴール。

 27時間20分くらいでした。あーよかった。終わってみれば好天に恵まれた旅でした。

 一風呂浴びでお待ちかねのドリンクタイム。何杯ビールを飲んだか忘れた。

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コメント

すれ違うランナーに「全部で200キロ」なんて言われたら、私なら卒倒しますよ。

STさん、Tさん、持つべきは友ですね☆
私も幾多のマラニックでWalkerさんに支えられ引っ張ってもらったことか。

来年以降もありそうな雰囲気ですね、頑張ってください!

 ほんと。最後は2人に助けられました。
 189キロまでがレースで合流後はウイニングランみたいなもんで。
 完走率ちょうど50%だったそうです。

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