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2010年4月21日 (水)

さくら道ネイチャーラン:真夜中の老木

Imgp00462  250キロといえばフルマラソン6本分。ひたすら走るだけです。

 何も考えずに走る、とできたらいいが50キロ過ぎると疲れてきて気分が暗くなっていく。
 希望は次のエイド。

 幸い、Hさんという道連れができ気がまぎれる。

Imgp00492 第15エイド、77キロ。美濃市を抜けて郡上市に入っています。

 あまり前後の人が減らない。通常のマラニックでもぽつんと一人旅になるのに。

 このあたりエイド休憩を少なめにして出ている。当面の目標はCP1(107キロ)に明るいうち、できれば18時(12時間)で到着すること。

 日が傾いたら急に寒くなってきた。半袖Tシャツ1枚で走ってきたので早くCPについて服着たい。

足の方は心配した右ひざはときどきうずくくらいで大丈夫そう。最近いつも、首を上げて走るので首が痛くなってきた。Imgp00562

 そうこうしているうちになんとか白鳥町内に入り、CP1到着。18時15分。ほぼ予定通りだし、去年と同じ。

 早速預けた服を着て、装備を点検、食事。

Hさんは少し長めに休むというので先に出る。

ここで人を探す。去年ずっと一緒でDVDを送ってくれたYさん。ハーフコースに参加なのでいるはず。
 ??みつからない。その代わり、数年前に甲州街道や萩往還でご一緒した懐かしいSさんに会った。相変わらず飄々とした自信に溢れる様子。

Imgp00592 正直もう足は疲れてる。このさきまだ143キロ走るの?
 でも今までの例から見て走れば走れるはずだから、と立ち上がる。

しばらく前から、冷えたせいか、右足付け根が痛い。これはまずいか?というくらい痛む。

が、走り始めて10分くらいすると痛みが和らぐし、今までここをやったことが無いので単なる筋違えだろう、と楽観して走る。

その後もエイドで止まる度に始動すると痛い。

 夜に入って猛烈に寒くなってきた。エイドはもちろんストーブをガンガン焚いている。腹の方は大丈夫だから温かいものを飲む。全く汗をかかなくなった。

 CP1でTシャツに長袖トレーニングシャツ、防水ジャケットを着た。これだけあれば十分そうなもんだが。とんでもない。
 走りながら脇をみるといきなり雪塊が道を取り囲んでいる。

Imgp00652 最高点ひるがの高原はマイナス3度とか4度とか。エイドに入ったら出るのがいやになった。

 ここでHさんが追いついてきたのでまた一緒に走る。何か話すわけでないが、こんな山の中1人ではさびしい。

 峠を越えて北側に行ったら向かい風に。下っても気温上がらずマイナス2-3度。おまけに風に吹かれて寒いの何の。

 CP2荘川桜にもう一枚着る物を預けてある。早くそこまでいきたい。

 このあたりでHさん走りが鈍ってきた。足ですか?と聞くがそうではなくて、眠いのだと。猛烈に眠い、と。さきほどからみているとHさんあまり食べず、寒さで体温を奪われて疲労している、いわゆる低体温症になっているようだ。
 これはまずい。話しかけたり、スピードを調節したり。エイドで止まると寒いし寝込んでしまいそうだから休憩を短くしてひたすら走る。
 ゆっくり走る。

 Hさんますますしんどそう。CP2一つ前のエイドからCP2までの5.6キロがものすごく長く感じた。途中でへばったら凍死するような寒さ。
 体が動けばじか発熱できる。スピードを落とせない。

 Imgp00692

まだか、まだか、とCP2荘川桜到着。カーブを曲がってライトアップされまだ開花していないこの桜の老木を見たときは本当にほっとした。

 Hさんエイドに入り仮眠所に直行。

自分は着るものをもらって一息つき食事。トン汁、ご飯、おかし。飲み物はほとんど要らない。

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