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2010年4月23日 (金)

さくら道国際ネイチャーラン:岐阜ー富山ー兼六園

今日は朝から良い天気。公園で久々にTDさんに会った。足の回復順調で来週の萩には間に合うだろう。
 体重を量ったら今年最低だった。長いのをやると終わって1週間くらいが一番体重が減る。

ネイチャーの後半。

Imgp00712_2 荘川桜はCP2で制限時間2時(20時間)。お0時15分についたから少し休む。食事して服を着て電池を入れ替えて。
 靴を脱いでマッサージ。などどしていたら15分すぐに過ぎる。みんな5分もせずにさっさと出てゆく。

 自分の力だとこのあたりゆっくり行ったほうが最後持つからのんびしして出発。

 足の方は悪くない。少なくとも去年よりも良く動くし疲れも少ないようだ。

Imgp00732 とにかく寒。上は4枚着ているが、下はわざとタイツ1枚。氷点下の天然のアイシングとなり筋肉痛が抑えられているように思えた。

 150キロ過ぎて人がまばら。エイドもこんな様子で暗い中ぽつんとあり。
 ランナー、スタッフお互いにお疲れ様です、と声を掛けて飲み物をもらい出発する。

 ずっと一人旅。いつものこと。

Imgp00752 31エイド156キロ。軽食と飲み物。ぽつんと一人座り後ろをみるとランナーの掲示板があり、到着した人に花がつけられ時間が書いてある。
 一番速い人20時40分。自分は2時32分。ちょうど6時間差がついている。
 どうすればそんなに早く走れるのか。自分は65番くらい。100人強の参加だからまあまあか。

 あと100キロを切ってまだ時間は15時間半あり。この調子ならなんとかなるだろう。

しかし、当然足裏中心にいろんなところが痛く、あと10数時間我慢大会が続く。

Imgp00782 次のエイドにたどり着くことだけ念じて真っ暗な中を孤独な旅路。
 相変わらず路面の温度表示はマイナス2-3度。緩い下りなのでなるべく休まず時速8.5キロくらいで進む。

 2時ごろからひどく眠くなってきた。一晩でなぜ?

 合唱造りの白川郷に入る。まだ暗い。CP3、172キロ到着。4時45分。

 眠くて一眠りしたい。去年はここで30分休んだ。

 が、みんなさっさと出て行くので我慢して出発。

 このあとしばらく眠くてふらふら。夜が明けて目が覚めるのを期待したがダメ。その辺に寝転がりたいが、まだ氷点下でこんなところで寝たら死んでしまう。

 Imgp00792
 

 夜が明けた。白川郷を出ると富山県に入ったり岐阜県に戻ったりする。

 こういう橋の上など歩道の無いところが多くて眠くてふらふらしているから危ないな、と自分でも思う。

Imgp00812 第38エイド。あと56キロ。うーん大体先が見えてきた気もするし、ここから最後の難所五箇山に登るし。
 あんまり考えずにとりあえず景色を見ながら一歩一歩。

 時々会うランナーがみんな元気そうみえる。

 五箇山タクシーエイドを過ぎて上りが始まる。エイドで反射たすきを脱ぐ。

 ひたすら歩く。もう9時近く、日が高くて暖かくなり、歩くとますます眠い。蛇行する。でも上り坂得意なので前の人に追いついて、元気ですね、とかいわれたりする。

Imgp00832 上りきってほっと一息、とはいかない。これから次の難所五箇山トンネル。

 もういいか、と服を一枚ここで脱いで預ける。

 小さいほうのトンネルを抜けたところ。遠くに雪山が見える。

Imgp00852 実は遠くでなくてもコース脇は残雪がまだごろごろしている。
 だからこれだけ日が当たっても気温が上がらない。

 気がめいる五箇山トンネル3070mに突入。歩道が狭くてぬかるみ、この日はオートバイの集団が行きかい気抜けない。

 3キロあるとなかなか終わらず。半分いくのにものすごい時間が掛かった気がする。

やっと抜けると自衛隊の車が待っていて飲み物を提供してくれた。

ここから4.4キロ急な下り。去年ここで飛ばして平地に降りてからつらい目にあったからゆゅくりと。前に居た人はあっという間に下り、500m以上すぐ差がついてみえなくなった。筋肉以上に足裏が痛くて大きな飛びで走りたくない。

 なんとか下り切る。212キロのCP4。あと38キロで7時間ある?あれ?勘違いしていた。寝ぼけてこのエイドが207キロ地点だと勝手に思い違いしていた。急にはかどった気がしてうれしい。

 トン汁、牛丼、おかし、まだバリバリ食べられる。大丈夫だ。上着を預けて軽装になる。

 平地を走るがこれが足裏が痛く続かない。10分走って3分歩く、みたいな。

Imgp00892

それでもじりじり進み、福光の大通りを曲がるとお祭りをやっている。去年も祭りで通行止めだった。

 みんな大会のことを知っていて、がんばれ、すごいね、と応援してくれる。 

 ここいらも桜が満開。春が遅いんだ。

 第44エイドは「道の駅 福光」。おにぎり2つ食べた。時間があるからゆっくり。ふと気がつくと、駐車場の音楽が張韶涵の「隠形的趐膀」だ。へー珍しい。と思ったら次の曲が信楽団の「死了都要愛」。
 これは。富山県では中国語の歌が流行っているか?

 出発前にトイレに行ったら中国語を話す団体が買い物をしていた。発音からみて大陸の人だ。中国人旅行客のパワーを知った。
 

Imgp00912

幸い眠気が取れた。徹夜しても太陽が上がると眠くなくなる。それも1晩だけだが。

少年が出迎えてお絞りをくれる45エイド。足底痛が甲まできている。
 そうか、と持参の塩を舐めたらてきめんに痛みが引いた。そうだった。塩分が不足すると足底が痛くなる。

Imgp00922 3人だけの46エイド。去年もお会いしましたね見たいな話をする。

 足底が和らいだので先を急ごう、という気になる。やはり終盤でみんなスピードが出てきている。

このあたりまだ坂あり。福光からゴールまで3つ起伏があり、上りはどれも歩いた。たいした坂でないがこれがしんどい。

 47エイドでまた塩を舐める。あと11キロ。もう足がつぶれてもいいや、と思いスピードを上げたら全然OKだ。

 最後1時間10分でカバーできた。多分10人くらいここで抜いた。ハーフのYさんにも会った。

 ラスト、48エイドはゼッケンだけみせて素通り。金沢市街も思い切り飛ばす。が、この最後が長い。距離表示であと4.8キロ、とかあと3キロとかあるがもっと長い気がする、とみんなっている。

Imgp00942 長い長い道中もやっと終わり。兼六園が見えた。

 信号を渡り、坂を上り、大会のテントをみて佐藤桜へ。

 34時間16分。去年より24分速かった。

 

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コメント

長いレース、お疲れ様でした。
完走の上に見事去年の記録を更新!

舗装路ではあるものの、このレース完全に「登山レース」ですよね?

立て続けの「萩往還」、楽しんで下さい!

 とにかくみなさんに支えられてのゴールです。
 自分だけではとてもできない。
 こんないい大会に参加できるだけで幸せ、という思いと丈夫に生んでくれた親に感謝です。

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