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2009年9月24日 (木)

雁坂峠越143キロ:川越

 足の調子は60キロくらいから悪くない。去年よりましだ。ただ、気分的高揚感に乏しい。一昨年は初参加。去年はコース変更、と好奇心あったが今年は自己記録更新くらいしか目標なく。これも難しくなってきた。

P10403092_2

「心霊スポットを楽しんでね」というスタッフの声を背に出発。今まで気にしなかったが急に夜道の一人旅が不安になってきた。

エイドから1キロ強歩いて上ると正丸峠。いかにもそれらしいぼやけた写真になった。でも実際はこんな時間に峠に遊びに来ている人が数人おりにぎやかで拍子抜け。近所でキャンプしているひとみたいだ。

 エイドで休んだら寒くなり上着着て上る。峠であったまったから脱いで半袖Tシャツになり走り下る。

 舗装がまだでこぼこで気をつけないと。去年転んだ人何人もいた。

 下り切ってまっすぐトンネルを後ろに走り続ける。国道も概ね下り。おかげで休むタイミングみつからずずっと走る。ここ4時間ほどずうっと一人旅だ。

P10403112_7 そろそろかな?と思ったころに110.2キロCP7ロックガーデンカフェ着。22時15分。10キロ余りに1時間25分かかった。しかも下り。自分ではちゃんと走っているつもりなのに。去年も1時間半かかった。それでもCP5,6の休憩時間を短くしたので去年より少し早く着いた。

 P10403102

 いつもこのエイドが一番食べ物が充実している。うどん、かやくご飯、おにぎり、フルーツヨーグルト。何でも食べた。いつも通り胃腸だけは丈夫でありがたい。

途中の温度表示14度だった。結構寒い。座ってすぐ上着を着る。これだけ食べていても体温が下がる感じがある。相当エネルギーが消えている。

 ここも一人で着いて、食べ終わころに2人ランナーが来た。

 リュックの端と肘の内側が手を振るたびに擦れて痛くなってきた。見たら血が出ている。長丁場だといろいろおきる。

 ここも10分で出る。長居すると動きたくなくなる。あと33キロ。やっと現実的に想像できる残り距離になってきた。北回り浦東空港の距離だ。と、思ったらまだそんなにあるのか、と冷や汗が出る始末。

 ここから次のCP8まで何も記憶になく、写真も撮らず。場所は飯能市内で渓谷沿いに下ってゆくだけ。もう23時だ。自動車も減った。ずっと一人旅。虫が鳴くだけの静かさの中をぼんやり走り続ける。
 時々歩いているランナーがいて抜かす。みんなゆっくり頷くだけで声無し。自分も含めてゾンビみたいだ。

 1時間走ったら休憩してジュース飲む、ペースでゆく。それが30分走ったら休み、になり歩く時間も多くなり。

P10403132 山が切れて平らな集落になったところがCP8久保交差点。124.6キロ0時17分。14.2キロに1時間45分かかった。

ここの名物はとろろいくら丼。去年も人気だったがここまでたどり着けないと食べられず。

 途中抜いた人たちが追いついてきてこのエイドは5人滞在になった。悪いから食べ終わったらすぐに支度して滞在10分で出る。

 ここでやめたいくらいつらいが走れないほどでもなし。あと18キロだ。こうなったら早く終わりにしたい。今年は総じて去年より休憩が短い。

 交差点を左折し「川越」という道路標示が出てきた。近づいたなあ。と実感して少し元気に。90キロくらいから案外疲労が進んでいない。スピードも平地なら時速8.5キロあたり以下にはならない。筋肉痛は激しいが足底筋もなんとか持ちこたえているし、8月の肉離れの影響の張りは再発しないようだ。
 時間的にみて3時前後着で完走できそうだ。

 となると考えるのは、
 ①早く着いて早く楽になる 
 ②休み休みなるべく苦しくないように進む
 どちらにするか?
 いつもウルトラ終盤は①が多い。①でちゃんと走れると抜かしたりできてやる気もでる。②は歩いたって相当苦しんだから意味がない。

 CPから1時間走り休憩。コーラ飲む。ますます誰もおらず道間違えたか?と思うほど。そうこうしていると見慣れた高速道路の下をくぐる。あと10キロ。川越市内に入る。あと9キロ。霞ヶ関小学校。夜2時を回り走っている人を見て車がスピードを緩める。

 あと5キロの大きな歩道も抜けた。が、こんなところ通ったっけ?この期に及んで道間違えたか?と不安になり始めたのは眠気と疲労のせいだろう。ホンダ工場前のバス停で行き先を見る。入間川の袂で地図を見る。もちろん間違いない。

川をわたってあと3キロ。もうゆっくりいく。跨線橋を渡り市街地に。なのに連雀町でまた不安になる。3度目だが。あと500mなのに地図を取り出す。

 P10403152_2 3時1分ゴール。21時間1分。去年より20分早い。

実行委員長の館山さんに撮影していただきました。長時間のサポートありがとうございます。

 何回やっても苦しいコースだが、去年よりも終盤淡々と走れた。

 

 
 

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コメント

お疲れ様でした。
読んでいて言葉に出来ないものを感じました。長時間意識を持続させなければやり通せないとおもいます。
普通の人だったらゆっくり休まれてくださいと言いたいところですが、教祖様は走らないと落ち着かないでしょうね。またご一緒させてください。

 こういうのは場数、というのが重要みたいです。そういう点でも中高年向きの遊びで。
 とりあえず疲労だけで故障はないので翌日から走り始めることができました。週末には元に戻ると思います。

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