明け方雨がぱらつき。涼しいから雨でもいい。と念じる。すぐ止んで太陽が顔を出し本格的に暑くなった。
安亭到着6時過ぎ。3時間半経過。通り沿いのバスターミナルにいき飲み物を買う。
上海方面にバスが何本も出ていて、乗って帰りたいな。とふと思う。
まあ。ここまで来たし。とりあえずまだ上海から出ていない。時間も十分あり。
安亭を出てしばらくすると境界の町花橋。高速で行くとA30と交わって料金所があるところです。
蘇州市の表示。やっと上海を抜けた。遠いな。ここにも料金所があり。関所だ。自動車、オートバイは徴収。電動バイク、自転車は無料。
西に向かっているので直射日光が後ろから照りつける。帽子を被った。今日は暑い日になりそうだ。
背中に背負ったリュックが体に張り付いて暑苦しい。
本格的な距離表示があった。やっぱり蘇州はあきらめ。64キロもある。
ここから昆山駅まで3時間かかった。駅前の標識に「蘇州38キロ」とあったから、ここから駅まで26-27キロというところ。
その先をみると無錫110キロ、南京286キロ。うーん。新たなチャレンジ目標誕生か?などと妄想にふける。
とりあえず今日をしのがないと。
7時を過ぎてどんどん気温が上がる。農 村の店でコーラを飲む。店のおじさんに「旅行か?」、と聞かれ「トレーニング」といったら案外驚かず、「蘇州までいくのか」と聞かれた。とてもとても。
暑さも響くが、それよりもこの単調さがこたえる。道は相変わらず車道と自転車道がはっきり分かれていて走りやすい。
その分どこも全く似た景色で何の楽しみも無い。30分走ったら休んで水を飲む、というのを目標に走る。陽射しがとんどん強まりだんだん30分が20分、15分と短くなってきた。
写真のバス停のバスに乗ると昆山駅前まで行ける。乗りたいが。
1キロおきに距離表示が出ている。これが延々と続いて4967キロまでいくと思うと壮大だ。トランスヨーロッパ、アクロスアメリカと同じくらいの距離。いつか中国でもトランスチャイナが開かれるかも。
日が昇るにつれて車が増えてきた。交差点をより用心しながら進む。
それにしても暑い。10分走るとコップ1杯くらい汗が出る感覚。タオルが脂汗でねとねとになり気持ち悪い。
昆山市内への分岐点出現。まっすぐ行けば蘇州。あえなく沈没して昆山へ。
右折して昆山へ。電動バイクのアベックに道を聞かれた。自分に聞かれても。
曲がって高速道路と線路をくぐり開発区の南側に出た。見覚えある工場がある。
ここから駅まで長い。市内は人も多いし最後は歩いて昆山駅へ。道は分かりやすかった。
10時前に駅到着。7時間半かかった。62-63キロくらいだと思う。歩きもあったからしょうがないか。
切符売り場で「一番早い上海行き」といったら12時43分だという。前の人もそういわれていた。立ち席ならありそうだが疲れていてもういいや、となり。
電車まで2時間半ある。待合室で居眠り。
日本の列車は老人が多いが中国は圧倒的に若者ばかり。昆山あたりでも日焼けした人が多い。上海と違い静かに電車を待つ。
やっと電車がきて乗る。あっという間。7時間半かけたところを25分でついた。文明はやはり偉大だ。
車中の表示で、上海の気温は38.2度と出ている。
(感想)
・途中からゆっくりになったので筋肉痛はなし。家に着いたころには復活して普通に走れた。
・道中何も食べず。水分は2.5リットルくらい取った。胃腸を鍛えるのが目的の一つで、これは大丈夫だった。
・走っている時気が付かないが、歩くと後ろからふくらはぎに太陽光線を感じて熱くなる。体力を奪われる実感。
・体の芯の体温上昇はなし。心拍もあがらず。暑さ耐性はまだあるようだ。
・道の様子がわかったから次は目指せ蘇州。夏場は難しいかな。