今朝少し走る。??普通に走れた。萩は歩いてばかりだったから足を使ってなかったようだ。これだったらもっと走れたんじゃあない。がっかり。
ネイチャーから2週間で大丈夫?と萩に行く前何人かに言われたけれど、参加してみたら連投の人がざっとみて20人くらいいた。例年2つ出る人も何人かいる。それどころか、250キロ+70キロ=320キロを申し込んでいる人も。
どういうことかというと、2日18時に250キロがスタートして、4日朝6時に70キロがスタート。計算では250キロを36時間以内で走れば70キロのスタートに間に合う。毎年これにチャレンジする人がいるが、今年も10人くらい。ネイチャー組がほとんど。そのうち1人は、5月4日ここが終わったら長崎へ行き、5月5日橘湾岸の50キロ走るそうだ。
他に聞いた話では、福岡から来た女性が終わったら走って博多まで帰ると。200キロくらい?知り合いが車で伴走するとか(車があるなら普通乗って帰るでしょ)。
やらない人から見ると奇人変人大会(古いか)、カルト集団に映ろう。
さて。海湧食堂からの続き。ここの裏の中学校が一つ目の荷物預け所。まだ早いし、今年も天気がよさそうだから預けず。
食堂でお粥を食べる。Oさんとしんどい、と愚痴をこぼしあう。10分ほどで出発
出てすぐまたお決まりの上り坂。もう走る気がしない。歩く。寒い、とまで冷え込まず。朝の冷たい空気が気持ちいい。
これなんでしょう?92キロ地点の「楊貴妃の墓」です。地元の伝説で、楊貴妃は馬塊坡で死なず、日本に落ち延びてここで亡くなったと。このあたりは対馬の対岸で朝鮮半島に近い。
毎年通り過ぎて、何があるんだろう、とみんな話してきた。今年はもうタイムなどどうでもよくなったので坂を登って見物。コースから50mくらい。すぐです。
ずっといって農協の分岐。大浦漁港に下りてゆく。前からどんどん人が来る。皆さん好調そうだ。今回天気が良く、寒くも暑くもないので好記録が続出しそうだ(自分以外)。
漁港を回って俵島のCPに。分岐で迷ったが、半時計回りコースにフラッと入る。正規だと直進だが、こっちの方がアップダウンが激しいものの近い。ずっと歩いてゆく。
第2CP俵島98.8キロ着。12時間40分経過。去年は12時間5分くらい。
写真の奥の海に浮かぶ小さな島が俵島。遠くからだとわからないが、六角形、四角形の柱状の石が積み重なるようにして島ができているらしい。岩の形が俵みたい、と。
今回よく自分の写真を撮ってもらった。それだけゆっくりしていた、ということ。
土地のおばさんが軽トラ荷台のタンクから水をくれる。写真係の女性と2人だけのCP。
ところで、走る前に心配だった左足指の腫れ&傷。ガーゼの上にぐるぐるテープを巻いて、大きめの靴を履いて対策。左足を下ろすたびびりびりするが、舗装路だとなんとかごまかして走る。下りはつま先に体重がかかり痛いから、なるべくかかとで着地する感じで。でも、こういう不自然な走りはよくないはず。
また上り下り、農協へ。左折して川尻岬へ向かう。平らなところがほとんどなくて歩くばかり。
突如右足かかと、アキレス腱あたりが痛くなった。鈍い痛み。どうした?収まるかと思ったらじわじわ広がってゆく。いままでない場所と痛さ。
CP3川尻岬107.2km着。14時間5分。ここでカレーが出る。道中3回のカレーの最初。
腹減った。一気に食べる。去年は暑くてアイスクリームを食べたが、今年はそれほどでもない。
のぼりは歩くのもいやになってきた。川尻岬を出て川尻漁港へと向かう下り坂、つま先が痛いから恐る恐る下りていると何人にも抜かれた。

毎度おなじみの棚田。去年はこの時期もう田植えしていたようだが?今年はまだ除草もされていない。天候の関係だろうか。
上海のランナーズのSMSを送る。なんてことしながらどんどん時間が経つ。
スピードを落としているからいままで気がつかなったものが見えた。
旧休憩地のシーブリーズを過ぎてすぐに展望台みたいなのがあり、立派なトイレが目に付いた。食べ続けでそろそろ出しておこう、とトイレに。大きくてきれい。すっきりした。
左へ折れて立石観音方面へ。
行き先に見える立石観音の岩。更に先にはこれから上る千畳敷がみえる。
CP4立石観音117.1キロ着。15時間50分経過。
エイドはないが店があり、軒先に氷を入れたバケツを置いて水やジュースを冷やしてある。おじいさんがガムをくれた。
足が痛いから靴を脱いで座っているとOさんが来た。Kさんもきた。Oさん、CPがわからず観音岩まで登ってしまったと。
後から来た人が先に行ってしまう。仕方なく出てここから7キロ、ひたすら上る。すぐに毎年この辺にいるカメラマンに会った。
いつまでも続く急勾配。眠くなってきた。全く意欲減退。
ふと、リタイヤすることを考えてみる。いままでひどい怪我以外でリタイヤしたことがない。気力が失せて止める人の気持ちがわかった。
まだリタイヤする勇気はない。それにこの大会は山の中ばかりだからリタイヤも容易ではない。
CP5千畳敷124.7キロ着。17時間25分。ちょうど半分だ。最後の坂がきつい。
Oさん、Kさんもきてアイスクリームを食べる。ここは展望地で、好天の5月3日。弁当を持ってきて座っている人が多い。
右足のズキズキは本格的な痛みになり、左足指は少し触るだけで痛い。
急な下りをかかと着地で下りる。去年までは折りきった西坂本がエイドだったが、今年は1.5キロ先。遠い。
エイドの中学生にとってもらった一枚。余裕を見せているが内心はもう風前の灯火状態。
カップめんをもらい食べる。奥の座敷に上がりこんで足の修理。右足かかとはみたら靴擦れだった。大きめの靴を履いているからだ。腫れているところにテープを巻く。左足指はガーゼを取替え、テープを更に厚く重ねる。
20分も長居して出る。休みすぎて足が重い。それでもこの先平らだから一生懸命走る。長門市内を通り抜け仙崎へ。買物をしたかったらコース上長門が唯一だが、何もいらないので素通り。
仙崎公園(往路)142.6キロ着。20時間25分経過。去年より2時間遅れ。ならそう悪くもないが、とにかくもう走れない。それでもあと残り107キロで時間は27時間半残っている。時速4キロでちょうどいいから諦めなければ時間内完踏は間違いない。諦めなければ、だが。。
青海島に突入、いきなり意地悪な坂に立ちはだかれ、一気に意欲が萎えた。
ぼちぼちいくと帰ってくる人に次々あう。ネイチャー連投の人もおり、みなさん強い。
途中の静ヶ浦キャンプ場でカレー②を食べる。向かいの人が食べながらいきなり、「最悪」とつぶやく「どうしたんですか?」「カレーまで食べられんくなった」。
疲労がたまると胃腸がやられて食べられない人が多い。
自分はまだ大丈夫。一気に食べて水をがぶ飲み。歩いて出発。
2山越えて鯨墓へ向かう。車がびゅんびゅん。危なくて、勾配もきついしコースで一番嫌いな場所だ。
この町はかつて地元漁法で鯨猟をしていたのでこんな名前がある。
CP6鯨墓153.1キロ。22時間10分経過。Uターンして戻り。静ヶ浦の前あたりが平らな以外全部坂道。誰もかれもしんどそう。
仙崎公園(復路)。青海島に行った人たちのリュックがずらりと並んでいる。50人くらいか。
順位を聞いたらまだ100番くらい。走れないのだから長居は無用、と出発。
眠い。道が単調。体のあちこちが痛い。希望は宗頭で休憩することだけ。
三隅駅を通り、市役所支所を過ぎ、町を出てからが長い。湯免温泉を抜けると田園地帯。もうすぐか、そろそろか、走り出すが着かずにまた歩き。
へとへとで宗頭文化センター175.2キロ着。25時間40分経過。もうここで止めたい。