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2008年9月16日 (火)

雁坂峠越143キロ:峠の登り降り

今回体調は良好。特に胃腸は暑さで水をがぶがぶ飲み、エイドで出るものを完食したが痛まなかった。

 それに引き換え足の軟弱だったこと。持病の左足底筋は走る前からもうつりぎみで、走り始めたら足首から下、甲、底、首と順番に痛くなり。怖いからスピード出せず。広瀬湖あたりですでに去年以上の苦戦となった。先は長い。持つんだろうか?精神的に圧迫感が出てきた。

Cimg54072_2

この大会、各エイド=チェックポイントが関門にもなっている。まだまだそうきつくはないが、不安だからエイドに長居をせず出る。

三島の長身ウルトラランナーRさんと同行。1キロほど急坂を歩き右に曲がり雁坂峠方面へ。最初2キロほど林道があり、山道突入。すると、女王Fさんがまるで平地を走るような軽快な足取りでやってきてあっというまに抜かされた。

Cimg54112_2 さてメインイベントの山。去年より山にはいるまでの距離が5キロ縮まった。その分山を降りてからのロードラン距離が長い。

 元気な早いうちに山があった方がいいと思っていたのだが。。。

 しばらく緩やかな勾配。ついで沢沿いに登る。去年は沢で滑落してカメラを壊した。

 沢でRさんが先行。ついてゆけず一人に。

沢から本格的な山道、急勾配。きついきつい。広瀬湖から1200mくらい登るのだから。

 でも、足に不安があり、飛んで着地するよりも登り歩きがまだいい。もともと登りは好きな方だし。歩くしかないので一人マイペースで行く。

Cimg54122 上の方へ行くと植生が変わってきて低木や笹原になってきた。気温も下がってきたが、半そでで十分。

 雨が降る気配ではない。でも晴れて見晴らしが良い、とまではいかない。今年も雁坂峠の景色は見えず仕舞いか。

 山道でまっすぐに足を下ろせないものだから足首の痛みがどんどん増してきた。このままだとやばいかも、と思い始める。。。

Cimg54132 一般登山者も多い。がんばってくださいね、と声をかけてくれる人。邪魔だな、という表情の人。様々。途中木を拾って杖にして最後のふんばり。雁坂峠2082m着。甲府から1500mくらい登ったことになる。42キロ地点。ちょうど12時だから6時間かかった。

今回も曇りで、晴れていれば綺麗に見えるという富士山も何も見えない。一番の楽しみだったのに。残念。

 頂上にいる登山客と少し会話。あんたら、そんなにあせって山に登ったりして何が楽しいの?みたいなことを言われる。もっともだ。本当はもっとゆっくりしたい。

頂上は涼しくて火照った体を冷やすにはちょうどいい。

Cimg54162  5分ほど下るとCP2雁坂小屋。12時過ぎ。関門が14時30分だからこの辺は緩い。

 それにしても。標高2000mのエイド。それも我々が登ってきたのと同じ登山道を飲み物食べ物かついでここまで。大変なことだ。毎度のことながらこのエイドには感動する。追いついた初参加のRさんもびっくりしていた。

 おなかがすいてカップヌードルをいただく。塩分補給にスープも全部飲む。外気が低いので置いてある飲み物が冷えておいしい。リンゴジュースを大量に飲む。

 どうしても尻が長くなり、15分以上滞在。みんな出てゆくので仕方なく出発。

Cimg54172 次のCP3まで約10キロの下り道。できれば行きたくない。理由は。いくらでもある。

・元来下りが苦手。

・去年ここを無理にほかの人についていって脚をやられ以降ちゃんとはしれず。

・去年は香港TWの練習で月1-2回トレイルを走っていたが今年は夜叉が池くらい。

・足首通。下りは飛びが大きいから痛みやすい。

・下り得意の人たちにどんどん抜かれて自信を失う。

 なにしろ1200mを一気に下るのだから、得意不得意で時間差がものすごい。自分は去年も今年も2時間近くかかった。速い人だと1時間20分なんて人もいる。

とにかく、安全第一、転んだりしないよう、抜かれても気にせずゆっくり降りる。

 今年は雨が少ないようで道がよく、ルート条件はほぼベスト。でもスピード出せない。と、もがいていたところ、途中尾根伝いの緩やかな傾斜を走るうちになぜか足首の痛みが和らいできた?

Cimg54182_2  それでも、途中に現れる距離標識を見ると全然距離がはかどっておらず愕然、呆然、唖然として戦意喪失。左、雁坂峠3.2キロ。右、川又8.1キロとある。もう30分以上走ったのに3キロも進んでいない。

 その後も進んでも進んでも距離が伸びない。絶望的な気分になるも、立ち止まってもなんにもならないから歩き続ける。 

 追い討ちをかけるように、最後の長い急坂。3キロくらいあろうか。10人以上に抜かれた。

 Cimg54212

無限に続くと思われた山道も、車の音が聞こえ始め、道路が見えて、ようやく終了。

 去年と同じく、世話になった杖代わりの枝に一礼して写真を撮りロードへ。標識に立てかけてあるのが杖。

 ここからCP3の扇屋山荘まで少し走る。長いな、といやになってきたところでやっと到着。

 ああ。。しんどかった。

 去年よりもさらにゆっくり降りたつもりで、この時点ではダメージ少ないかな、と希望的観測だったが。やはりそう簡単ではなかった。

Cimg54232 14時22分CP3、52キロ地点着。8時間20分経過。コースは違うがだいたい去年と同じペースだ。なんとか完走できるかな。でも、去年はここからが尋常でなくきつかった。下に降りると気温が上がってきて暑苦しさが出てきた。

 でも、とりあえずそういうことは忘れ休憩。みなさん座りこんでいる。

ここは主催の舘山さん自慢の手作りカレーが出る。早速頼んでもちろん完食。Cimg54222_2

マラニックの食事といえばカレー。これが案外難しく、スパイスが効きすぎだと腹に悪いし、甘すぎるとおいしくないし。ここのカレーはちょうどよかった。それに、多少固めのご飯がカレーにぴったり。

 エイドのスタッフ、エイドで一緒になったランナーにしんどい、つらい、と話す。でも、みなさん常連なのでなんでもない顔。

 立ち上がると下りでやられた太ももがパンパンに張っている。このままリタイヤしたいくらい。

 

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コメント

はじめまして。14日の夜、秩父辺りを車で通っているときに、ランナーの姿を見かけて、なんの大会だろうと思っていました。
気になって、ググってみました。
143km峠超えマラソンだったのですね!!

びっくりです。
&お疲れさまでした。

のりさん。はじめまして。
コメントありがとうございます。

 真夜中にお騒がせしました。決して怪しいものではないので来年も見かけたら声をかけてやってくださいな。

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