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2008年9月12日 (金)

集中

将棋は一通りやり方と基本形を知っているだけでからきし指せない。もう何十年も指していない。でもなぜか将棋の本を読んだり、棋士の本を読んだりするのが好き。野球しないのに応援に行くようなものかな。

 以前、羽生善治の「決断力」を読んでいて、へー、と思ったこと。将棋は長丁場で、朝から晩まで。2日制対局だと2日間まるまる指し続ける。昼食休憩や夕食休憩があり、2日の場合当然夜寝る。

 で、そういう休憩のとき、寝るときは将棋のことを考えないようだ。少なくともそういう人が多いと。夜など寝ないで考えた方が先まで読めていい、というのは素人の浅はかさ。

 要は、この世界を極めたトップ同士の戦いでは、極限まで集中して考え抜かないと次の手が生まれないと。

 風呂に入ったり、食事していたりして漫然と考えてもガラクタが頭の中をぐるぐる回るだけで何の足しにもならないから、人によっては酒を飲んだり、マージャンしたり、そういう人もかつていたそうだ。

 そんなものなのか。でも、なんでもそうなのかもしれない。仕事でも、遊びでも、集中したときの完成度は非常に高い。それが自発的な集中でなくても、締め切りに追われて徹夜したものでも、死に物狂いで作った資料を後で読むと関心することがある。

 緩急、というが。

 マラソンもそういうところがある。そもそも100キロを超える距離の練習などできない。精神的に無理。この世界で有名なランナーと話してて、「練習で皇居20週=100キロ走った人がいる」という話題になり、そんなこと不可能だ、といっていた。集中できないと。

 我々の世代、まだ労働環境が悪くて残業規制が弱く、若いころ朝から晩まで仕事をしていた。これが今になって生きている気がする。

試合を通じてうまくなる、とはよくいわれるところ。

 マイペースで少しずつやる、というのが一番実にならないパターンではないだろうか。

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