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2008年4月15日 (火)

太陽の道190キロ:リタイヤ

 結局145キロ、掘坂山の家でリタイヤ。怪我以外でのリタイヤは初めてでショックというよりもびっくり。改めてリタイヤの要因はは精神的なものが大きいことがわかった。

Cimg38882 さて。室生寺を出発して龍穴神社をすぎしばらすると山岳入り。この山道は長い。途中こんな笹薮に囲まれた道なき道も出てくる。知らないと入っていいものか迷う。

 沢の右側を歩いていると道がなくなる。ふと左をみると崖の上に道があるから沢をビチャビチャ渡って崖をよじ登る。さほど危険ではないが一昨日の雨で地面がゆるいので滑ってずり落ちたりする。

上りがきつくて下りがすべること。ここいらでまたまた足に異変が。右足首、次いで右足すねが痛くなってきた。右足首は時々あることだが、右すねは初めて。4年前萩往還で左すねを痛めた時、膝から下の靭帯全体が腫れてしばらく治らなかった。左右違うが同じ場所。青くなる。

Cimg38912 それでもこんな山の中どうしようもないから先を行く2人に遅れ遅れついてゆく。

 日が高くなってきたので温度も上がり汗だく。水分補給しながら行く。長い上りが終わりなんとかクマタワ峠を超えて下り。第11ポイント済浄坊渓谷の瀧94.2キロ。11時54分。6キロの山道に1時間半かかった。

足はどんどん痛くなる。ただ、まだ走れないことはない。

Cimg38942

またまた山道に入り歩く。すねと足首も登りのほうがまだ痛くない。逆に急斜面の石畳や瓦礫道を走り下ると痛い。ひーひーいいながら行く。

 左側にはこの辺からしばらくお付き合いする鎧岳が見えている。中太郎生までこの山を回るように行くコース。晴れて山容がくっきり見える。890mほどと高くないが奥行きがある。

Cimg38952ようやく山道を抜けて舗装路へ。小川に向けて下り、つり橋を渡ったところにエイドがあり皆さんが待ってくれている。ここまでずっと降りてきて右足がぼろぼろ。

98キロくらいの地点。飲み物とうどんをいただく。快調なペースなのでみなさん明るい表情だが、一人悶々と足の状態を気にして端っこの方に座る。

10分ほど休んで出発。

Cimg38972_2第12ポイント曽爾高原おかめ池。101.8キロ。13時23分。火山の火口で硫黄が出るとかでこのあたりは禿山。写真上に見える頂上、亀山峠を越えると急に鬱蒼とした森となる。不思議な光景。天気がよくピクニックの人がたくさんいた。

 相変わらず遅れ勝ち。それに引き換えOさん絶好調。途中腿を傷めたRさんはワセリンを塗って復活した。全くタフな2人だ。Oさんは4月末に川の道、RさんはGWに8回目の萩往還完走を目指すそうだ。瀧から強豪Kさんも同行。

Cimg39002 亀山峠を越えてまたまたしんどい下り。山道のあと舗装路の下りが長くて急。みなさん談笑しながら軽々と下る。3人になんとかついていってはいるが、この辺ですでにリタイヤかも、という気が芽生え始める。

 本来ならほっとする一つの目標地第13ポイント中太郎生106.8キロ。14時14分。ここまで明るいうちにこれば、山越えはあと一つで後は舗装路になる。土地のみなさんが出迎えてくれた。これは初めて。

他にもサポートの方が大勢いて励ましてくれる。伊勢うどんをいただく。讃岐のぶっかけうどんのようにおつゆがなく、うどんにしょうゆだれをつけて食べる。うどんが柔らかく微妙な食感のだしの効いたしょうゆ。新鮮なおいしさ。

 などど悦に入っている場合ではなく。足はもう最悪。休んで一歩目を踏み出すのが怖い。

中太郎生からまた山登り。大洞山に入る。山道少ないとはいえここもしんどい。もう早く止めたい。でも山の中では止められない。掘坂まで行かねば。

大洞山を過ぎたらあとはずっと舗装路。第14ポイント老ケ野交差点115.1キロ。15時50分。少し痛みが治まると無理にスピードを上げたりした。これがよくなかったのかもしれない。

第15ポイント比津バス停120.1キロに向かうところは平らで足が痛まないからやけくそでスピードを上げていたら前から人が走ってくる。??サポートのYさんだった。Yさんは再来週のさくら道ネイチャーに出るということで今年はサポートに回ったとのこと。体をほぐすためちょっと走っていたと。ついていってバス停着16時23分。この5キロ33分。早すぎ。止めておけばよかった。

比津峠を越えてずっと下り下多気交差点。第16ポイント124.7キロ。17時15分。まだ明るい。人通りの少ない集落を過ぎ、ガソリンスタンドで飲み物を買う。

このあたり何も無いのと余裕が無いのとで写真を撮らず。

 しばらく平らな道。県道43号沿いに走る。Oさんますます快調でRさんと2人遅れてしまう。まだ明るいから道を間違えずなんとか第17ポイント下中村 バス停132.5キロ。18時15分。暗くなってきた。一昨年ここで猛烈に寒くて通りかかった人にビニール袋をもらった。 

Cimg39042_4 またまた難関。清水峠への長い長い登り。約2.5キロ。途中サポートカーが通り過ぎ飲み物をいただく。

 Cimg39052 下りとなってまたまた2人に置いてゆかれた。宇気郷で左折し県道30号線へ。ここから次の第18ポイント落合バス停までが毎度の事ながら恐ろしく長い。一人になったので特に長く感じる。たった4キロほどがなかなかつかず。何度も道を間違えたかと地図をみる。ようやく前の2人のライトが見えてたどり着くと2人も長い長い、とぼやいている。140.9キロ。19時35分。

Cimg39082

落合を右折しまた登り。延々と続く登り。民家のところを左に折れて県道45号沿いに行く。明かりが見えたら掘坂山の家。145.3キロ。20時23分。前の2人に遅れて入る。

 とりあえず風呂に入り足を揉む。食事をいただく。8割がたリタイヤのつもりで会話も上の空。

 奇跡の回復を期待して仮眠室で21時過ぎ横になる。気が焦ってよく眠れず。そういえば今回一晩徹夜したが道中全く眠くなかったことに気がつく。

 22時半ごろトイレに起きると。さっきまでなんともなかった左足首が激痛。???右足は相変わらず。

これでもう走る気がなくなった。主催のSさんに止めます。と申しでる。

Cimg39092 がやがやという声に目が覚めると0時スタートの人たち出発。

また少し寝て13日3時出発のOさんを見送る。Oさん全く元気だ。ご健闘を。

 最後、3時40分スタートを見送り、後片付けお手伝い。サポートの方に無理やり車に乗せていただき松坂駅へ。途中ランナーが見えると止まって応援。駅まで送っていただくのに荷物をどけて乗せていただき、改めてサポートの方々に深謝。はやり完走しないと迷惑がかかる。

5時過ぎ松坂駅着。5時41分の近鉄特急で眠りながら大阪へ。8時30分関空着。朝のフライトが開いていたから10時30分発、JL793で上海へ帰る。

 

 

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