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2007年10月 8日 (月)

落書き

 連休中ヒマだから本読んだりした。

 このごろ日本の本屋へ行くと中国関係の本が山積み。いくつか読んでみるととにかくプレーヤーが増えている。企業家、アーティスト、学者、主婦、アナリスト。つい最近まで中国ものを書く人は中国の専門家だったから視点の多様化が顕著。

 書く人がさまざまだから内容も多種豊富。新しい、面白い見解が沢山でてくる。ただ、どうしても本質的な部分となると武田泰淳、堀田善衛の60年前の指摘とほぼ同じ。もちろん本質だから変わるはずはないのだが。それに時事ネタを元にして書いている人が特にビジネス系は多いが、とにかくこの国は変わる部分はどんどん変わる。そのとき最新の情報はすぐ陳腐化する。加地伸行の儒教もの(あまり好きではないが)のように長年の研究成果が下地にないと物珍しいだけの書物になってしまう。

 なんて話はどうでもよくて。朝のジョギングコース、上海科技館向かいの川沿い(浦東日本人学校の裏手)は未だに工事している。そこの壁に落書きがある。

Cimg08532 落書きは全長50mくらいに渡って書かれている。作風はそれぞれで字だけ書いてあったり稚拙な丸と三角、四角の落書きもある。

 誰かが書き始めて追随者が出たんだろう。近くに工事現場の保安詰め所があるがこういうのは注意しないのだろうか。

 いくつかは壁の汚れとあいまってシュールな雰囲気を醸し出している。この人の顔が重なった絵など夜見ると不気味そうだ。幸いこの道は行き止まりなので人通りが少ない。

Cimg08522_2 この絵はなんだろうか。鬼太郎の目玉親父みたいなのと無表情の少女。溶岩のような土砂降りのような、鯨の口のような楕円形。わからん。

ただ、こういうのは日本でもよくみかける。日本のに似てないか?スプレーを使うとどうしてもこうなってしまうのだろうか。 

で、最初の話。こういうものを書くメンタリティの本質って日中同じなんだろうか?たぶん幼児の思考、行動パターンは各国共通だろう。こういう幼児的行動の場合はどの文化でも似たようなものになるんだろうか。

 走っているといろんなものに出くわす。

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