2009年11月15日 (日)

GLAY

P10404652 出張で東京へ。夕方時間があったので多摩川沿いを少し走る。この季節5時ともなればもう夜だ。
 向こうは川崎。空気が澄んでいて富士山のシルエットすらはっきり見えた。

 多摩川沿いを夜走るのは初めて。思いのほか全く街灯がなく危ない。川原で野球やサッカーした帰りの子供が自転車で並んで走っていたりする(無灯火)。
 点滅等を巻いた散歩者がいた。走っている人が多く、中には高速ランナーもいる。白っぽい服を着たほうがよさそう。
 それと、対向車のヘッドライト避けに帽子(ひさし)があるとまぶしくない。

 来る飛行機でGLAYのベストアルバムから、というオーディオプログラムを聞いた。94年のデビューから00年までのヒット曲ということだが、一曲も聴いたことがなかった。90年代全く日本におらず、オウムの事件すらよく知らない。そのころはインターネットなく、中国にフリーペーパーもなく。忙しかったし。

 昨日STさん、Kさんと走った後話していて、このところ海外暮らしが長い2人とも、日本はおいしいしなんでもあるし、やっぱりいいよね。という話になった。そう思う。

 日本に帰り時間があったら、このGLAYみたいに不在時の世相とか流行とかたどってみるのも面白そうだ。
 「失われた10年」という言い方があるが、自分にとって90年代の日本は「存在しない10年」。

2009年11月14日 (土)

空港ラン

 昨日朝雨。予報をみて覚悟していたから雨具を着て公園周りを走る。
 走っているひと、いつものゆっくり外人さんだけだった。小雨になって散歩者が出てきた。それでも気温はさほど低くなく普通に走れた。

 今日は午前中空港へ。杭州マラソン断念組のST先輩に誘われて実施。空港女王のKさんと3人でゆく。
 5時半世紀公園一号門集合&スタート。雨から急速に冷え込んだが走るにはちょうどいいくらい。北西風なので空港に行くとき向かい風。

 5時半はもちろん真っ暗。工事中の龍陽路を避けて錦繍路まっすぐ進み羅山路を越える。川沿いの道に入り張江路へ。そのまま南下して高科中路を過ぎる。涼しいからいままでよりもペースが速い。
 ここまで、先週の杭州マラソンの影響が少しあるのか足が重い。STさんもKさんも軽快。

 孫環路に入りやっと農村風になりはじめる。レンガ工場のところでA20をくぐる。その先、川周公路を左折して長い直線。このあたりが中間の17-18キロ。何回も来た道だから今回写真も撮らず。ただいろいろ話しながら休まず進む。寒いせいで夏場よりも道行く人が少ない。バスを含めて大型車が多くて気をつけながら走る。

 川沙路をすぎるとかなり来た気がする。つきあたりを右折しすぐにA1(空港高架道)をくぐる。前回と同じように早めに左折して車の少ないショートカットしようとしたが、道をやり過ごしてしまった。細い右折の道に入るべきだったのだ。仕方なく道なりにいき、葡萄園?見覚えありますね。あのピンクの建物、過去何回も通り過ぎました?などとあやふやな記憶で、でも何とかなるだろう、と東へ。

 結局従来の最後少し戻るルートになって滑走路北側に出た。STさんは25キロ以上走ったことない。で、今回初フルなのでどうしても一度30キロ以上をやっておきたい、という動機。25キロを優に過ぎたが快調だ。もちろんKさんはいつも通り淡々としたペースで、涼しいから体が動く、とスピードが速い。

 最後200mで「ダッシュしますか?」とSTさん、Kさんに聞いたら本当にスパートし始めた。元短距離選手のKさんの勝ち。37キロを4時間。いままでで一番速い。
 今週食べすぎで重く、今回朝食べず、水一杯飲んだだけで走ったが途中給水もしなかった。腹もへらず。やはり食べないで走った方が体が軽くていいみたいだ。

 STさん、Kさんお疲れ様でした。今日の調子でしたら上海マラソン楽勝ですね。

 

2009年11月12日 (木)

60元

 暗い中走っていたら工事の名残で段差があり転びそうになった。このところ毎年1回転倒してトレーニングズボンが破れる。転ぶのは冬ばかりなので長ズボンを穿いていて怪我はないが、昔梅雨時に廈門で転んだとき雑菌が入りなかなか傷口が治らなかった。

 今週は夜の予定が無いな、と思っていたら月曜も昨日も夕方誘われて飲みに行く(いつもこうだ)。レース後で食欲あり、食欲があると酒もうまく。
 月曜久々に日本酒を飲んで会社の人とくだをまく。日本みたいに。たまにはいいか。ときどきいく食べ飲み放題でない味のいい店なんだが安くはない。3割くらいしか椅子が埋まっておらず。先週いった古北の店もがらがらだった。
 方や昨日いった茂名路の「滴水洞」は満員御礼(1人60元だった)。どうも日本人社会はまだ不景気みたい。安い店でないと人がこない。

2009年11月11日 (水)

コメント

 昨日の雨はあがり今朝は曇りで風が無くさほど寒くもない。公園周りなど10キロ。SKさんにあった。相変わらず速い。

 杭州マラソンにみなさんと一緒に参加、いつも通りレース前後全員一言話した。誰もみな走る前は期待と不安と意気込み、走ったあとは満足と後悔と達成感と反省と、いろいろ入り混じった活気のあるコメント。
 自分はどうも大会慣れ(出すぎ)してしまっているようで盛り上がりに欠け、これはよくないな、と他の人に話を聞いていて思った。チャレンジがないと惰性になってしまう。
 今回はこれくらいだろう、と予想してそのレンジで終わると安心するがさほど達成感がない。という具合。

2009年11月 9日 (月)

杭州マラソン:後半

 夕べは早めに寝たが体が火照って眠りが浅い。いつもより早め、5時過ぎ出て走る。昨日のマラソンの影響は太ももに少し残るが走るのに影響は無い。むしろ、足が昨日のマラソンペースを憶えていて変にスピードを出そうとする。暗いからセーブしてゆっくり。
 霧の中14キロ走る。Kさんに会った。

P10404522  杭州の続き。渓中渓の第一折り返しに向かう道は緩やかな上り。雨で勾配にきがつかなかった。戻りは下りで小降りになってきたからまたペースが少し上がる。

 23キロ手前で3時間半おじさんを抜いた。また之江路に出て右折、大通りをゆく。まだ交通規制があり車が少ないので走りやすい。帰りは車が増えて排気ガスで気持ち悪かった。

 20-25キロ25分15秒。急にタイムが落ちた。そんなにスピードが落ちている気はしないのだが。

P10404552 ここからはずっと平らな道で、しばらくいくと右折して梅霊南路に入る。この先が25キロで2回目折り返しが26キロ。女の子が渡しているは折り返した証明のゴムの腕輪。1回目が白で2回目が黒。

 天気が回復して暑くなってきた。今回は15キロから給水を取り始めた。スポンジももらいながら。やっぱり多少暑いほうが体がうごくみたいだ。

P10404562

また之江路に戻って左折、一路スタートの杭州市外を目指す。しばらく前から前方に牛隊長の姿が見えている。すこしづつ縮まっているから追いつきそうだ。

 右側の車道の車が俄然増えた。暑いし、空気が悪いし、そろそろ疲れてきたし。30キロ過ぎて正念場になってきた。

 33キロ手前で隊長牛さんに追いつく。並走しようとしたが、なんとなく前に出てしまいそのまま抜いてしまった。

 34キロ手前でまた虎跑路に入り鉄道の下をくぐる。ここから上り坂。どっと疲れに包まれて後ろから来た健脚のお年寄り2人に抜かれた。この2人、途中で抜き返したが、ゴール前猛スパートで差しきられた。

 いままでと違い緑に囲まれた虎跑路で気分がいいんだがやはり最初のハイペースが祟ったようだ。

 30-35キロ24分35秒。あと7キロ43分以内なら3時間半。もう大丈夫だ、と思いつつ虎跑路を抜けると小さな橋が連続するコースに入る。急に落ちてきた。妙に愛想のいい警官が満面の笑みで「加油!」といってくれて少し元気になるが。
 どんなもんかとタイムを計ると、36キロから37キロの1キロに6分20秒かかった。こんなに減速したのか?と気を落としながら行くと3分後に38キロの表示が現れた。適当だ。

P10404592  35-40キロ25分45秒。落ちているがまあちゃんと走れている。往路と違う道でプラタナスなど街路樹に取り囲まれていい雰囲気だ。やはり緑のある街は走りやすい。

 3時間半はもう間違いない。早く終わんないかな、という気持ちと、最後の風景をもう少し眺めたい、という気分と。なんとなく先へゆくと体育場への左折。前の人が、「あと何百m」と警官に聞くと、「500m」。

P104046223時間24分20秒でゴール。最後の2.195キロ11分15秒。108番だそうだ。あとで聞いたら牛隊長はすぐ後ろまで迫っていたそうだ。

 ゴールしたら若い子が付き添いで誘導してタオルやら水、ミカン、お菓子が入った袋をくれる。
 記録証印刷で手間取る。10分くらい並んでPCに打ち込んで記録を教えてくれたが印刷できないという。あっちで聞いてくれ、といわれてそのあっちへ行ったがダメ。面倒だからもらわずに帰った。

 並んでいるとき隣の若い子に、おじさん、その年でよくはしれるね、といろいろ聞かれた。相当年配にみえたらしい。

 荷物を取りホテルに戻り風呂に入ってホテル内の日本料理店へ。ハーフのみなさん大半集合していた。普段からレース直後は食欲が無く、酒もあまり飲みたくない。ビール少しと烏龍茶で昼食。みなさん完走していた。終わって晴れやかな顔の人、悔しげな人、元気な子供さん。にぎやかな昼の宴会だった。

(感想)
・コースは起伏に富んでいる。之江路のあたり車が多いがあとは林間コースで上海から来ると気分転換になる。廈門といい、アップダウンがある程度あったほうがタイムがいいみたいだ。今夏練習で訪れた場所やその近所を通れて記憶を新たに。
・運営は普通。特に大きな課題はないが、全体にコースの道幅が狭いので車のすぐ脇を走ることになり気になった。でも参加費105元とやすいから文句は言わない。
・今回最初突っ込んだらどうなるか?ためしに飛ばしてみた。終盤へばったが次回上海の参考になった。
・今回初参加や初距離の人が何人かいたが女性の好記録が目立った。みなさん着実に力をつけている。

 

杭州マラソン:前半

P10404312 明けて11月8日朝。前日かなり食べたから朝は軽く済ませる。みんな結構食べていた。

 今回総勢応援の方も入れて30人近くが上海から遠征した。ロビーに集合して写真。居合わせたシンガポールや日本から来た人も一緒。

 先月の北京と違ってのんびりした雰囲気だ。スタート前ずっと腰鼓おばさんたちが、「ズンズ・ずずずー、だんだ・ダンダダー」と単調に叩いて踊っている。30分以上踊っていた。

 P10404302 曇りだが気温高く暑くなりそう。フルの人はそんなにいない。1000人いないかも。

この大会は年配の人が多い気がした。隣にいたおのおじさん、普段着の半ズボンでフル参加。ジーンズの女性も。浙江省はアパレルの本場。スポーツウェアも安く売っているだろうに。

 みんな走る前に食べたり飲んだり忙しい。中国人は(香港、台湾含め)乗り物に乗っているときずっとなんか食べている。公園のカップルは、互いに鴨の首の燻製をアーンして、などとやっているし。関係ないか。

P10404342 偉いさんの挨拶がほとんどなく、もうすぐスタート、と、急に号砲が鳴って予定の8時の2分前にスタートした。

 しばらく杭州市内を走ります。緑のゼッケンがフル、赤いのがハーフ。50mくらい後ろからスタートの赤組がすぐおいついて赤緑渾然一体となるのは中国のマラソンのいつものこと。

P10404402

今回の目標は3時間半。ハーフの人がほとんどで、フルは4人だけ。11時半からランチとのことで、3時間半だと11時半はむりだが12時過ぎにはいけるだろう、という目算。
 ペースメーカーを発券。左の黄色い風船が3時間半、右の青いのが4時間。なぜ2人一緒?
 ちょうどいいやと3時間半についていく。が、この人むちゃくちゃ速い。4分半を切るペースで走っている。3時間半だと5分でいいはずだ。

Joeさん、TJさん、G、Iさん。ハーフの人に順当に早々と抜かされマイペースのつもりが、この3時間半おじさんのおかげでペースアップ。P10404432

 夏場練習に来た虎跑路を思い切り下る。10キロ44分30秒?びっくりしてスピードを緩める。これは勘違いで、2分ほど早くスタートしたから実際は46分くらい。それでも、この5キロ22分50秒。自分としては猛烈なスピードだ。
 落とさないと、と思うが無理している感じが無いので成り行き任せでゆくことにした。

この大会は規制が朗らかで、車が少ないところでランナーに自転車が併走したりしてもとがめられない。通行人も適当に道を横断する。北京の武装警察厳重包囲とは大違いだ。

P10404452
虎跑路を下り切って之江路を右折。すぐ右側(赤い輪)が杭州のシンボル六和塔。よく時代劇に出てきます。

 平らになって走りやすいが3時間半おじさんがあんまりにも速すぎて追走を諦めた。

 ハーフの折り返しがありJoとTJさん、KBさんにすれ違った。

P10404472  距離表示はこのように1キロおき。例により不正確でなかなかこない1キロとあっという間の1キロがある。だから1キロのタイムで一喜一憂したりしてはいけない。

10キロー15キロの5キロが23分10秒くらい。特に足の疲れもなし、気温が上がってきたがちょうど走りに没頭するゾーンに入ってきたのでペースを落とさず。

P10404502 右折して九渓路に入る。この先は練習でよくきた渓中渓から龍井村に抜ける道。狭い片側1車線だが観光名所なので大型バスや自家用車がどんどん入ってくる。車の間を縫って走る。バスのお年寄りが手を振って応援していた。

 谷間の小川に沿った道で車が来ないと穏やかな田園風景。

 と、突然の驟雨。

P10404512 ポツポツがいきなり土砂降りになる。ヒートしてきた体を鎮めるのにちょうどいいが、雨粒が顔に当たって前がみにくい。あわてて帽子を取り出して被った。

 折り返して豪雨の中で20キロ通過。カメラが濡れて焦点が合わなくなってしまった。この5キロ23分30秒。

 雨に叩かれながらハーフ通過。1時間37分。これは速すぎ、と思ったが、2分早くスタートしたのをうっかりしていた。だから実際は1時間39分くらい。これでもハイペースだ。

 

2009年11月 8日 (日)

杭州マラソン:前日

 思わぬところで走った。杭州マラソン終わり、列車の切符を買っていたのでみんなと別れて駅へ。道が混んで発車4分前に駅到着。車から列車まで約400m今日一番の全力疾走だった。

P10404242  さて、杭州マラソン前日土曜日午後電車で杭州入り。南駅ではなく上海駅発。3ヶ月ぶりにきたら動車組(新幹線)の自動券売機ができて、普通の発券所が移動して、こういうところはしばらくこないと間違える。
 道中ほとんど寝て杭州へ。前日から寝てばかりだ。

 マラソン荷物受け取りの黄龍体育中心は駅からバスが出てる。時間があるからバスで、とバス停を探すがみつからず。聞いてもいまいち。あきらめてタクシ-を探すが空車がない。
 今日乗ったタクシーの運転手に聞いたら杭州はタクシー少なくてつかまりにくいそうだ。

P10404272  ようやく乗って中心へ来た。向こうのスタジアムでこの夜、郭富城のコンサートがあり、警官(警備員でなく)がわんさかいた。ざっとみて100人いた。4万人収容だと。スタジアムうまるのかなあ。
 来週は梁静茹のコンサートと出ている。

 大会グッズはこの看板の通り右側の体育館で受け取る。

P10404262_2  

フルの受け取り。事前情報では参加費の振込み控えを見せるように、とあったが、それはなし。パスポートと北京マラソンの完走証だけで受け付けてくれた。
 学生のボランティア。最近どこの大会もこういう人たちが運営している。ここはスムースに手続きが進んでいて待つことなし。

 歩いてすぐのホテルに宿泊。高級ホテルだが近いのが魅力。

チェックインして18時にホテル内の日本料理店にいくともうみなさん勢ぞろい。前日だから食事中心、にはならず結局飲み会になった。もちろんみんな旺盛に食べるが飲むほうもビールから焼酎になり。なんのかの20時すぎまで飲んだ。

 お開きとなり、早いけど寝ようかな、と準備していたら電話。下で飲みなおすと。ホテルのバーというには音楽のボリュームが大きい店でワインを飲む。
 ああいうのきっと家では不良娘といわれてるんだろうな、という格好をした若い人が大量にいた。
 結局寝たのは23時だった。

2009年11月 7日 (土)

読書

 明日杭州マラソンだから今日も走らず。

P10404232  いつもどおりの時間に起きて走らないと手持ち無沙汰でとりあえず手近な本を読んで早朝の時間を費やしたりする。「中国名城名鎮名村」という本が堆積の上に露出したいたので読んでみる。お城めぐりの参考に買ったが最近出歩かないので放っておいたもの。

 ペラッと開いたら出てきた福建省の長汀というところが面白そうだ。地図でみると、うーむ、龍岩から更に150キロくらいある。もう江西省の瑞金の近所だ。

 ここは客家の根拠地で、河田鶏という有名な捕りを産出するところだと。去る昔有名な外人さんに中国二大美城のひとつと謳われたとか。

 少し遠いがこれから冬になるので季節的にはよさそう。

2009年11月 6日 (金)

お休み

P10404082  昨日白酒を飲みすぎてダウン。今朝寝坊してお休み。こんなに天気がいいのにもったいなかった。明後日杭州マラソンだから休息にいいか。

 足のお休みはいいとして。今週も飲み会続きでカロリーが高い食事ばかり。体的には動きたい。
 今晩も中華料理が予定されている。もう今日は白酒はいいや。

P10404092  白酒は肉料理なんかによくあう飲み物で、餃子と一緒に飲むのも悪くない。写真は昨日の店、「東北人」の五色餃子です。
 日本人にはあの独特の味付けとが嫌いで白酒は臭いを嗅ぐのもいやだ、という人も多い。
 普通にピュアなウオッカみたいなスピリッツにできるだろうにそういうのにお目にかかったことはない。

2009年11月 5日 (木)

欠勤

 昨日は古北の焼き鳥屋へ。まあまあ飲んだが今朝すっと目が覚めて感じよく走れた。久々TRさんに会う(追い抜かれる)。相変わらず軽やかに速い。さすがサブ3だ。

P10305532  こちらの知り合いが最近雇った若い男が、「彼女に振られたから1週間休ませてほしい」といってきて、即刻首にした、という話をしていた。昨日フリーペーパーを見ていたら、「就職したばかりの大学卒業生が初めての出勤日、失恋を理由に欠勤届を会社に出したことが話題になっている」という件から続いて、「最近の若い人はXXXX]、という記事があった。

 2つ思った。

 ひとつは、「近頃の若い人は」という言い方はどこのどの時代にも出てくる。確かハムレットにも出てくる(芸もないのに体を露出して、みたいなせりふだったと思う)。だからこういう記事の実態は割り引いて考えなければいけない。
 自分がこの世代に生まれていたら同じようになっていただろう、といつも思う。それに、そういう若い人を育成したのは親や先輩たちなのだから彼らが批判する資格は元来無い。

 もうひとつは、中国の劣化は予想通り早いのかも?というもの。作家余華は傑作「兄弟」のあとがきで、「中国はヨーロッパがルネサンス以来400年かけて達成したものを(1970年代末から)40年で成し遂げようとしている。」といっている。至言である。
 ということは下降に向かうスピードも速いのでは、とかねがね思っている。400年は長い。その間試行錯誤を重ねて構築したものを(欧州の建築のように)、中国は促成で作り上げようとしている。
 巷でいうような経済、社会の問題ではなく、人心の問題。覇気や向上心が急速になくなる。

(写真は本文とは無関係です)

 

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